赤外線調査

赤外線調査

赤外線サーモグラフィ外壁調査

コンクリートやタイルが日射など外部からの熱エネルギーによって暖められると、剥離内の空隙層の断熱効果によって健全部

よりも欠陥部は高い温度を示します。

赤外線サーモグラフィ法はこのコンクリートの表面温度の違いを赤外線カメラ(サーモグラフィ)で撮影することによって

測定し、コンクリートの浮き、剥離などの内部欠陥を検出するものです。

打診法のように足場を組む必要がなく、時間や費用が抑えられます。

また、非接触で広範囲の計測が可能なため、『 安全性 』『 作業性 』『 経済性 』に大変優れています。

赤外線サーモグラフィによる調査のメリット

  • ☑ 非接触なので離れた安全な場所から撮影できる
  • ☑ 対象建物を傷つけることなく調査が可能
  • ☑ 足場・ゴンドラなどの架設が不要だから安全で経済的
  • ☑ 少人数で短時間に広範囲の測定が可能
  • ☑ 撮影結果を画像で記録するので視覚的にわかりやすく、データ管理も可能

赤外線サーモグラフィー


本方法は、平成20年4月に改正された定期報告での外壁検査方法としても正式に認められ、

全面打診に代わる足場の要らない調査として注目されています。

赤外線サーモグラフィカメラ仕様

当社では最新の機種を使用し、広範な外壁診断も細かな劣化の発見も迅速かつ正確に行うことが可能です。

FLIR T620【フリアーシステムジャパン】

機種名:FLIR T620 フリアーシステムジャパン

測定温度範囲:-40℃~650℃

検出素子:640(H)×480(V)

最低検出温度差:0.05℃ 3.2メガピクセル

内蔵可視カメラ:同時撮影可能 オートフォーカス

空間分解能:0.68mrd


調査の流れ

調査の流れ
お問い合わせ

費用や工期など、お気軽にお問合せください。

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お見積もり

頂きました内容をもとにお見積もりを提出致します。

ご契約後、調査日時をお打合せさせていただきます。

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現地赤外線撮影

赤外線カメラで建物を撮影します。

手の届く範囲での打診調査、外観目視調査も同時に行い、調査の精度を高めます。

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解析・診断

赤外線カメラで撮影した画像を解析し、修繕が必要な個所を特定します。

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報告

赤外線外壁調査結果の報告、改修方法のご提案をいたします。

弊社では実務経験豊富なJSNDI非破壊試験技術者(赤外線サーモグラフィTT)が撮影から解析までを一貫して行い
信頼性の高い報告書を作成致します。

保有資格: コンクリート技士(日本コンクリート工学会)

非破壊試験技術者 赤外線サーモグラフィ試験 (日本非破壊検査協会JSNDI)

Thermographer-Level1 (米国非破壊検査協会ASNT)

赤外線外壁調査の適用限界

以下の点をご理解、ご了承ください。

  • ・測定結果が季節、天候、時刻、気温、壁面の方位、カメラ距離、仕上げ材の色調、建物の冷暖房機器の発熱の影響を受けること。
  • ・雨や風の強い日の測定が困難であること
  • ・壁面と赤外線サーモグラフィの間に植木等の障害物があると測定できないこと
  • ・ベランダや庇等の突起物がある場合は、測定が困難であること

調査できない壁面

  • ・乾式工法によるタイル、石張り、表面が二重構造
  • ・光沢の激しい表面
  • ・つたやコケ、緑のカーテンで覆われた壁面

当社では赤外線サーモグラフィ調査に加え、手の届く範囲内は部分打診調査を併用し、より信頼性の高い診断を行っております。

赤外線調査に不向きな建物には、足場、ゴンドラ、ブランコ、高所作業車等を使用した全面打診調査を行っております。

ぜひお気軽にお問合せください。

打診調査1
打診調査2
打診調査3

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